CASE STUDIES

事例紹介

サプライチェーンマネジメント(SCM)関連システムの請負開発・保守

プロジェクト概要

サプライチェーンマネジメント(SCM)関連システムの請負開発・保守

導入背景

近年のICT化においてSCMシステムを導入することにより、管理する在庫の適正化から利益の最大化やリードタイムの短縮といった生産性の最大化を求めるようになっています。
しかしながら企業の積極的な設備投資に対し、システムを供給するサプライヤーの人手不足が影響し安定的な供給が難しくなってきました。

役割・強み

弊社は以前より他のパートナー企業と協力して、SCM関連システムの開発・保守担当を全うしていました。
ただそれだけでは、お客様の人材不足は解決されません。紐解いていくと開発・保守の両立だけではなく、パートナー企業の業務分配や進捗・工数管理の運用にも、潜在的な課題があると突き止めたのです。そこで、課題解決として工程の上流から下流までを理解したプロジェクトマネジメント(PM)経験のあるメンバーを提案。開発・保守以外にも、お客様と他のパートナー企業間で、開発項目の調整や工数管理・コードレビューまでを担当することになりました。

お客様と各パートナー企業のパイプ役(ベンダーコントロール)として開発業務の調整・割振りや工数管理を担うことでお客様の業務負荷を取り除き、パートナー企業として開発・保守やコードレビューを行うことにより、プロジェクト全体が以前よりも円滑かつ効率的に遂行されるようになりました。
他のパートナー企業とは違い、事前に決められた仕事をこなすだけではなく、状況に応じて柔軟な提案や行動をとったことにより、良い結果に結びついたのです。
そしてお客様の信頼をいただき、後発的にプロジェクトに参加させていただいたにも関わらず、良い評価をいただきました。

課題の本質を見抜き、即座に対応

メンバーから

開発・保守・ベンダーコントロールを行いました。今まで培ってきたPMとしてのマネジメント経験や開発経験をお客様のプロジェクトで活かせることができてよかったです。前職では、インフラ関連のPMとして要件定義・設計・構築・工数/進捗管理・ベンダーコントロール等をメインに行っていました。今回はアプリケーションPM業務に加え、業務アプリケーションの開発及び、アプリケーション保守、コードレビュー業務も担当することになり、アプリケーションPM・業務アプリケーション開発者として両方の目から質の良い提案ができるようになりました。
お客様の視点で課題に取り組んだ結果、私の行動や提案が喜んでいただける形になったと考えています。弊社の強みである課題解決能力を活かし、今後もお客様の期待値を超える価値をお届けしていきたいです。

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